タブリーズ(イラン)
現イランの中でもトルコに近い産地で、トルコ結びで作られ、密度の高い織りが特徴です。メダリオンを中心に細かな装飾を施したものが代表的なデザインです。

クム(イラン)
絨毯作りを始めたのが 1930 年頃と、他の地域に比べ遅かった事もあり、他の地域の絨毯の美しい部分をさらに強調したデザインが特徴です。細かい柄はシルクを素材とし、高級な製品作りをしています。

トルクメニスタン
遊牧民がその土地その土地で織機を組み立て絨毯をつくります。ギュルという文様が特徴で、ストックバック、馬の鞍、クッションなどの敷物以外の様々な生活用品も絨毯でつくられています。

イスファハン
16世紀サファビー朝がこの地を首都と定め、王室直営の工房が数々作られました。クルクウールを作った精巧で緻密な絨毯はペルシャ絨毯の代名詞となっています。

バルーチ(イラン、アフガニスタン、パキスタン国境)
ホラサーン地方の部族によって織られた絨毯です。各家庭に伝わる文様を織っているのが特徴です。

カシャーン(イラン)
流行にとらわれない伝統的で正統派のデザインが特徴です。古くから伝統工芸の町として栄えサファビー朝で王様によって育てられた職人気質を代々受け継いでいます。

ナイン(イラン)
上質のウールの産地として栄え、1920年代イスファハンから絨毯が伝わり、現在は主要産地となっています。メダリオン模様のオーソドックスな絨毯が特徴です。

パキスタン
ムガール王朝のアクバル大帝(1556~1605)が、ペルシャのイスファハンから織匠を招いて 王宮用の敷物をラホールの宮廷で織らせたのが、当地における生産の始まりといわれています。

トルコ
アジア側のアナトリア絨毯とも称されます。古くから東西文化の接点であり、多くの部族を抱えることから、絨毯も日常で使うラグから大きく豪奢なカーペットまで様々な絨毯の種類があります。

マシュハド(イラン)・アシガバート
トルクメニスタンに近いイラン東北部にある都市、マシュハドやトルクメニスタン側にあるアシガバートでは、トルクメン族の作る絨毯(トルクメン絨毯)を多く見る事ができます。中東の絨毯の多くが綿を縦糸に使うのに対し、トルクメン絨毯では縦糸に羊毛を使っていることが非常に特徴的です。柄は細かな模様を反復し、茶色から紫まで深い赤系の色などが特徴とされています。

マシュハド(イラン)・アシガバート
トルクメニスタンに近いイラン東北部にある都市、マシュハドやトルクメニスタン側にあるアシガバートでは、トルクメン族の作る絨毯(トルクメン絨毯)を多く見る事ができます。中東の絨毯の多くが綿を縦糸に使うのに対し、トルクメン絨毯では縦糸に羊毛を使っていることが非常に特徴的です。柄は細かな模様を反復し、茶色から紫まで深い赤系の色などが特徴とされています。

シラーズ
遊牧民族カシュガイ族の住む地域にあるシラーズでは、彼らの作ったキリムのような平織りの絨毯や、毛足の長いギャッベなどが取引されています。素朴なトライバルラグを多く見ることができます。
